2025年12月6日 pythonをインストールしようと思ったら、python install managerというものがあったので、Grokにきいてみた

以下、やりとりをそのまま記します。

前はpython install manager というものはなかったと思うが、コレなんなの?

その疑問、すごくよく分かります!
実は 「Python install manager」 という名前のボタンは、つい最近(2024年後半〜2025年あたり)から登場した新しい呼び方です。

今までの名前(~2024年頃まで)

  • Download Python 3.12.6
  • Download Python 3.13.0
    → ボタンにそのまま「Python 3.x.x」と書いてあった

今の名前(2025年現在)

  • Download Python install manager(黄色いボタン)
  • Or get the standalone installer for Python 3.14.2(下の小さいリンク)

つまり何が変わったの?

ボタン名ダウンロードされるファイル内容の違い
Python install manager(新)python-3.14.2-amd64-installer.exe(仮称)超小さい(約2〜3MB)
standalone installer(旧)python-3.14.2-amd64.exeでかい(約30MB)

新しい「install manager」版は、ダウンロード後にネットにつながって必要なものだけを追加ダウンロードしながらインストールする方式になりました(いわゆるオンラインインストーラー)。

なぜこんなことをし始めたのか?(公式の理由)

  1. ファイルサイズを劇的に小さくできる(30MB → 2〜3MB)
  2. インストール時に「最新のマイナーバージョン(3.14.2 → 3.14.3とか)」を自動で取得してくれる
  3. 将来、複数のPythonバージョンを一元管理するツールに進化させる布石

実際の使い勝手はどうなの?

項目従来のstandalone新しいinstall manager
ファイルサイズ約30MB約2〜3MB
オフラインで使える?使える使えない(ネット必要)
インストール速度速いちょっと遅い(追加DLあり)
最新パッチが反映手動で再DL自動で最新になる
会社PC・学校PCで使うプロキシで詰むことがある

結論:どっちを押せばいい?

状況おすすめのボタン
普通に家で使う、ネットつながってる黄色い「Python install manager」でOK
オフライン環境、会社のPC、学校のPC下の「standalone installer」をクリック
絶対に失敗したくない、昔と同じがいいstandaloneの方
最新の細かいバグ修正もすぐ欲しいinstall manager

要するに、「install manager」は新しい流行りもので、便利だけどまだ完璧じゃない、って感じです。
不安だったら下の「standalone installer for Python 3.14.2」のリンクをクリックすれば、今までと同じ昔ながらのインストーラーがダウンロードされますよ!

youtubeで「python インストールマネージャ」と検索して、以下の動画が気になった。

インストールしていく途中で、こんな画面があったのでgrokで調べてみました。

訳して

以下は、画像に写っている英語のメッセージ全体の日本語訳です(自然で分かりやすい表現にしています)。

Windows は 260 文字を超えるパス長を許可するよう構成されていません。

Python やその他のアプリの中にはこの制限を超えるものもありますが、それを使うには
システム全体の設定を変更する必要があります。この変更には管理者権限での承認と
再起動が必要です。一部の Python パッケージは長パス対応が有効でないと
インストールに失敗することがあります。

今すぐこの設定を更新しますか? [y/N] y
設定が正常に更新されました。次回の再起動後に有効になります。

********************************************************************************

バージョン別 Python コマンド用のディレクトリが構成されていません。

この状態では python3.14.exe のようなコマンドは動作しなくなりますが、
python や py コマンド(例:py -V:3.14)には影響しません。

今すぐこのディレクトリを PATH に追加できますが、変更を確認するには
ターミナルを再起動するか、手動で環境変数を更新する必要があります。
後で削除したい場合は環境変数を手動で編集してください。

コマンド用ディレクトリを今すぐ PATH に追加しますか? [y/N] y
PATH が更新されました。新しいターミナルを開くと反映されます。

********************************************************************************

Python ランタイムが 1 つもインストールされていません。

最新の CPython を今すぐインストールしますか? それとも後で
「py install default」と実行してインストールするか、必要なときに自動で
インストールされるのを待ちます。

CPython を今すぐインストールしますか? [Y/n]

要するに、これは Python Launcher for Windows (py.exe) の初回起動時や設定変更時に出る対話型のメッセージで、

  • Windows の長パス制限(MAX_PATH=260)の解除
  • python3.xx.exe 用のディレクトリを PATH に追加
  • Python 本体(CPython)のインストール

の3つをユーザーに許可してもらうための画面です。

python3.xx.exe 用のディレクトリを PATH に追加  とは?

「python3.xx.exe 用のディレクトリを PATH に追加」とは、具体的には次のようなことをしています。

何が追加されるのか?

Windows にインストールされた Python のバージョンごとの実行ファイルが入っているフォルダが、PATH 環境変数に追加されます。例(実際によく追加されるパス):

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\Python\Python313\
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\Python\Python312\
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\Python\Python311\

追加すると何ができるようになるのか?

追加前(×)追加後(○)
python3.11 → 見つからないpython3.11 → Python 3.11 が起動
python3.12 → 見つからないpython3.12 → Python 3.12 が起動
python3.13 → 見つからないpython3.13 → Python 3.13 が起動
python3.14.exe → 見つからないpython3.14.exe → Python 3.14 が起動

つまり、LinuxやmacOSと同じように「python3.12」や「python3.14」と直接打って、そのバージョンのPythonをすぐに起動できるようになります。

追加しなくても困らない人

  • いつも py や py -3.12 しか使わない人
  • いつも IDE(VS Code, PyCharmなど)から起動する人

→ この場合は「追加しない(n)」を選んでも全く問題ありません。

追加した方が便利な人

  • ターミナルで直接 python3.12 script.py と打ちたい人
  • Linux/macOSと同じ感覚で作業したい人
  • ドキュメントやチュートリアルに書いてある python3.11 をそのままコピペしたい人

まとめ

選択肢結果
y(追加する)python3.11 python3.12 python3.13 などがどこからでも打てるようになる(Linux風)
n(追加しない)今まで通り py や py -3.12 だけで使う(Windows標準のまま)

好きな方を選べばOKです。後で気が変わっても、いつでも手動でPATHを追加・削除できます。

CPython とは

**CPython(シーパイソン)とは、「普通のPython」**のことです。
ほとんどの人が「Python」と言ったときに頭に浮かべている、まさにその実装です。

超シンプルに言うと

名称意味
CPythonPython公式がC言語で書いた「標準のPython実装」
Pythonプログラミング言語の名前(仕様)
→ つまり普通に python.org からダウンロードしてインストールするやつ = CPython

なぜ「C」Python と呼ぶのか?

Pythonには複数の「実装」が存在します:

実装名書かれている言語特徴・用途
CPythonC言語公式・標準・一番速くて互換性最高・99%の人がこれ
PyPyPython(RPython)JITコンパイラで超高速(計算が多いときに強い)
JythonJavaJavaと完全に連携できる
IronPythonC#.NET / C# と完全に連携できる
MicroPythonC言語マイコン(Raspberry Pi Picoなど)で動く軽量版

この中で、圧倒的に使われているのが CPython です。
pipでインストールできるほぼすべてのパッケージも、CPython向けに作られています。

だから普段はこう覚えておけばOK

  • 「Pythonをインストールする」=「CPythonをインストールする」
  • Windowsの「python-3.13.0-amd64.exe」= CPython のインストーラー
  • py コマンドや python.org のダウンロードページで出てくるやつ = 全部CPython

結論

CPython = 普通のPython
特別な理由(速度、Java連携、マイコンなど)がなければ、みんなCPythonを使っています。
だから画面に「Install CPython now?」と出ても、
「はい、普通の最新Pythonを入れてください」という意味だと考えて大丈夫です!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

ここで投稿は終わりです
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次